医療保険制度について

医療保険制度について

医療保険は公的なものではありません。任意で個人が加入する保険ですから、運営している保険会社に毎月の掛け金を支払う仕組みになっています。ですから、費用も支払い条件も加入する人によって様々に設定されているのが特徴です。

 

では、この保険はどのような場合に必要となるのでしょうか。たとえば、ケガや病気で医療機関に罹った場合には、加入している公的な健康保険によって決められた料金を支払います。この時に払う費用は、罹った医療費の一部にすぎません。

 

公的な健康保険に加入している場合には、医療機関は患者一人についてかかった残りの経費はレセプトと呼ばれる医療行為の明細を作成して、加入している各医療保険の組織に請求しているのです。どうして、実際に支払う費用が罹った医療費の一部で済むのかと言えば、毎月、医療保険の費用を加入している組織に支払っているからです。

 

このような支払のシステムは民間の保険の場合には異なります。契約した費用を毎月支払って、万が一の時には費用のサポートを受けるシステムになっているのですが、費用の請求は契約した本人か家族が行う必要があります。

 

任意の医療保険は公的な健康保険では賄いきれない費用に対してのサポートをすることができますので、公的な保険と合わせて加入しておくと安心することができます。費用の保障の重点をどこに置くかによって契約が異なりますので、それぞれの商品の特徴をよく把握して加入するとよいでしょう。



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