医療保険のメリット・終身タイプの場合
医療保険は、契約期間によって大きく分類すると終身タイプと定期タイプになります。どちらの場合もメリットとデメリットがそれぞれあります。自分にとって必要な保障を考えて加入するとよいでしょう。
終身タイプは生涯にわたって契約した医療保障を受けられ保険です。特に、高齢化社会の現在、高齢になってから医療保険に加入することは難しくなっています。多くの保険は、60歳から70歳くらいまでが加入の上限となっています。
しかし、高齢になればなるほど医療費がかかるというのが現実です。ちょっとしたことでケガをしたり骨折をするリスクが高くなります。また、加齢によって引き起こされる病気もひとつやふたつではありません。つまり入院治療の確率も高くなるというわけです。
このことを考えると、生涯にわたって医療の保障を受けることができるというのは大きな魅力ではないでしょうか。公的な後期高齢者保健では負担は1割となっていますが、1割だとしても年金暮らしの場合に大きな負担となってしまいます。また、このシステムもいつ崩壊するかわからない状況でもあります。
終身タイプの医療保険は、生涯にわたって医療費の保障を受けられるだけでなく、加入時の医療費が生涯据え置きとなっています。定期タイプの場合には、更新するごとに掛け金が高くなってしまいますので、この点も大きなメリットと言えるでしょう。終身タイプに加入を考えているのなら、加入時の費用は年齢が若い方が安いので、早めの契約がお得かもしれません。